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GT300 Rd7 AUTOPOLIS 2015年10月31日 <予選>

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予選  ▶ 決勝
天候:晴れ | コース状況:ドライ
公式予選総合結果
#51 JMS LMcorsa Z4/新田守男・脇阪薫一 11位/1分45秒225

4月に岡山国際サーキットで開幕。ゴールデンウィークの富士、6月のタイ、夏の富士&鈴鹿、そしてシルバーウィークの菅生、と転戦を続けてきた2015年AUTOBACS SUPER GTシリーズもいよいよ終盤戦。10月最後の週末となった10月31日(土)、阿蘇外輪山の山麓に位置するオートポリスではシリーズ第6戦のSUPER GT in KYUSHU 300km RACEが開幕した。GT300クラスで3度のチャンピオンに輝いた新田守男と、シリーズに久々のカムバックを果たした脇阪薫一の、ベテランコンビがドライブする#51 JMS LMcorsa Z4は、10月上旬に、ここオートポリスで行われた公開タイヤテストで好感触を得ており、チームスタッフが全員、高いモチベーションをもって熊本空港からオートポリスへとやって来た。

走り始めとなる10月31日(土曜日)には、朝一番の公式練習と午後の公式予選が行われた。公式練習では新田守男が最初にドライブ。GT500クラスとの混走時間の多くを走った後にピットインして脇阪薫一に交替。セッション終盤、混走からGT300専有走行時間帯までを脇阪が走り続けるパターンで、クルマのセットアップを進めていった。このセッションでは新田が、これまでのコースレコードに匹敵する1分45秒893の好タイムをマーク。後半に走った脇阪も1分46秒台前半をあっさりとマークするなど、テストからの好調を維持していたことが分かる。ただし、ほとんどのライバルのウェイトハンディが、今回は前回の半分になっていて、結果的にはポテンシャルが引き上げられた格好となり、ポジション的にはQ1突破のボーダーライン上だった。

しかし、午後の公式予選では、ドライバーのベテラン2人が渾身のドライブを披露。Q1を担当した新田が、午前中の自己ベストはもちろん、これまでのコースレコードをも更新する1分45秒217をマーク。クラス12番手でQ2進出を果たすと、今度は脇阪が、やはりこれまでのコースレコードを上回る1分45秒225をマーク。クラス11番手へと一つポジションを挙げることに成功した。しかも、同じくBMW Z4を使用するワークス格の7号車に先んじており、チームのモチベーションはいやがうえにも盛り上がることになった。

もちろん、ここが到達点ではなく、目標への第一歩。明日の決勝では着実な展開でポジションを挙げていき、上位入賞すること。それを目標に、チーム一丸となって頑張ってほしいものだ。

 

2015年Round7 予選ドライバー/新田守男 Q1:1分45秒217

 「事前のタイヤテストの時から好調でしたが、今回は、気温/路面温度ともに随分冷えてきて、コンディションが変わっていました。それでも何とか合わせ込むことができて、Q2にも進出できたのは良かったですね。ただGT300クラスでの、今の力関係から言うと我々のようなFIA-GT3に比べてJAF-GTの方が優勢になっています。だからポジション的にはもうちょっと上に行きたかったのですが、好調だったテスト時の状況を再現できた。クルマをアジャストしてここまで来ることができました。決勝はタイヤも含めてサバイバルゲームになると思います。なかなか簡単ではないと思うけど、(タイヤが)タレたりして前(を行くクルマ)が落ちてくる時に、必ず自分たちで拾って行きたい。そのためにもトップ争いが見える位置でレースを走っていたいですね」

 

2015年Round7 予選ドライバー/脇阪薫一 Q1: 1分45秒225

「今回は事前のテスト(=公開タイヤテスト)に参加させてもらっていて、ある程度良い方向が見えていました。それで、路面のコンディションなんかも違っていましたが、迷うことなくアジャストできて、上手くまとめることができました。ベストな結果だとはいえませんが、ここまで戦ってきた中で、ベストな予選になったと思います。レースはコンスタントに走るだけです。ちゃんとミスなく、トラブルも出さずに走りきることができたら、上位で入賞できると思います」

 

 

 

 

2015年Round7 予選監督/小林敬一

「テストでも良い手応えを掴んでいましたし、BMW Z4にとってオートポリスは、相性の良いコース。それに最終戦のツインリンクもてぎはBMW向きじゃないことも分かっているので、今回は、正直なところ(優勝を)狙っていました。モチベーションを保つためにも、チームが一丸となって、この目標に向かってまい進してきました。11位と言う結果自体には、ちょっと不満も残りますが、今のGT300ではBMW Z4のパフォーマンス(の相対的なポジション)はこの辺りかな、と。大きな目標としてきた7号車に先んじていることも、チームがモチベーションを保つ上で大きなポイントになりました。後は明日の決勝。集中力を切らさず、ベストな戦いをします。応援をよろしくお願いします」

 

RACE CALENDER

  • ▶ R1 OKAYAMA 4/04-05
     
  • ▶ R2 FUJI 5/02-03
     
  • ▶ R3 THAILAND 6/20-21
     
  • ▶ R4 FUJI 8/08-09
     
  • ▶ R5 SUZUKA 8/29-30
     
  • ▶ R6 SUGO 9/19-20
     
  • ▶ R7 AUTOPOLIS 10/31-01
     
  • ▶ R8 MOTEGI 11/14-15
     
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