GT300 Rd8 MOTEGI 2015年11月14日 <予選>
- ▶ 予選 ▶ 決勝
- 天候:曇り時々雨 | コース状況:ウェット
- 公式予選総合結果
- #51 JMS LMcorsa Z4/新田守男・脇阪薫一 18位/1分59秒894
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日本各地の主要サーキットとタイのブリーラム国際サーキットを転戦してきた2015年AUTOBACS SUPER GTシリーズもいよいよ大詰めとなり、気候的にももちろんだが、暦の上でも冬に入った11月14日、栃木県の茂木町にあるツインリンクもてぎでファイナルラウンドとなる「MOTEGI GT 250KM RACE」が開幕した。GT300クラスで通算18勝の最多勝記録ホルダーにして3度チャンピオンに輝いた新田守男と、久々にシリーズにカムバックしてきた脇阪薫一のベテランコンビを擁する我がLM corsaチームは今季、#51 JMS LMcorsa Z4でフルシーズンを戦ってきた。クルマの特性から大きな目標としていた8月の鈴鹿1000kmと、前回のオートポリスでは、そのポテンシャルの一端を示したものの、思わぬトラブルに足をすくわれるかっこうとなっただけに、本来的にはBMWが苦手とする今回の最終戦では何とか好結果を、とチーススタッフは気合を一新、ツインリンクもてぎへと集結した。
走り始めとなる11月14日(土曜日)は雨模様で明けた。降ったりやんだりのコンディションとなる中、午前中に公式練習が行われ、午後2時からは公式予選が行われた。公式練習では先ず新田がステアリングを握り、雨が少ないコンディションを走り、後半と、公式練習に続いて行われたサーキット・サファリでは脇阪がドライブ。結果的に脇阪は雨が多いコンディションで走ることになった。結果的にはコンディションが良かった時に走った新田のタイム=1分59秒545でクラス22番手となった。午後の公式予選は脇阪がQ1を担当。クラス13位までが進出できるQ2へと望みをかけたが、上位陣とのタイム差は大きく、1分59秒894で18番手に留まり、Q1突破を果たすことは叶わなかった。
明日の決勝はドライコンディションとなることが予想されている。シーズンの締めくくりとなる1戦だけに、粘り強く走り、是非とも入賞して有終の美を飾ってほしいものだ。
ドライバー/脇阪薫一 Q1: 1分59秒894/18位
「今朝の公式練習ではセッションの後半とサーキット・サファリを走りました。雨が多くない状況だとセットも上手く決まっていましたが、雨が多くなってコンディションが酷くなってくるとフィーリングが変わってしまいました。でもタイム的にはオールマイティで、雨が多くなったコンディションでもライバルに比べてタイムの“落ち”が大きくなかった。それは今回の大きな収穫でした。明日の決勝レースは天候がどうなるのか? ドライコンディションになると予想されているようですが、ドライになろうとウエットのままだろうと、これが今シーズン最後のレースであることは変わりません。最後のレースを最高のレースで終えることができるよう、頑張ります」
監督/小林敬一
「Q1突破を目標にしていましたが、セット変更のミスなのか、まだ詳しくは分析できていないのですが、クルマのフィーリングが変わってしまったようです。今日のもてぎは路面がスリッピーで、しかもピーキー。公式練習でも、タイヤの内圧を少し変えただけでラップタイムがコンマ数秒変わってしまう状況でした。明日の決勝はもうガンガン行くだけです。シーズン最後のレースを笑って終われるよう、チーム一丸となって頑張っていきます。最後まで、応援して下さい」