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SUPER FORMULA 特別戦 FUJI 2013年11月23日 <予選>

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▶ 予選  ▶ 決勝
天候:晴れ | コース状況:ドライ
公式予選総合結果
#38 平手 晃平 3位 / #39 国本 雄資 1位

 シリーズ戦が閉幕して2週間。今シーズン最後のスーパーフォーミュラのレースとなる特別戦「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」が富士スピードウェイで開催され、予選が行われた11月23日(土)、P.MU/CERUMO・INGINGの国本雄資が自身初となるポールポジションを獲得。平手晃平が国本から0.111秒という僅差で3番グリッドを獲得した。

 シリーズランキング9、10位という結果で終了した2013年。特別戦として開催される「JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUP」が、SF13での最後のレースとなる。シーズン中盤から徐々に調子をあげてきたP.MU/CERUMO・INGINGは、富士スピードウェイでは夏に行われたシリーズ第3戦で国本は予選2位、平手が決勝2位とそれぞれ好成績を出しているだけに、この特別戦は2台揃っての表彰台を目標に掲げサーキットへ乗り込んだ。フリー走行では平手が5番手と国本が9番手。タイムは僅差ながら、トップから上位10台がコースレコードを更新するという速さを見せる中、国本はさらなるタイムアップを目指し大きくセットアップ変更にトライした。フリー走行終了から予選開始までは約1時間半というあわただしいタイムスケジュールの中、スタッフは迅速な作業で国本を予選に送り出した。

 定刻通り、11時55分に公式予選がスタート。25分のセッションで使用できるタイヤは2セットあるため、まずは全車が1つ目の新品タイヤを装着しアタックに入った。P.MU/CERUMO・INGINGの2台は、セッション開始から4分が経過したところでコースイン。平手は計測3周目に1分23秒402というタイムを記録して、その時点でトップから0.1秒差の4番手に立ち、国本は1分23秒551で7番手となった。まずまずのアタックをすませた2台はピットへ戻ると、マシンのアジャストを行い残る新品タイヤに履き替え最後のタイムアタックに向かう。平手はタイヤのウォームアップに2周を費やし、十分に前後車両との間隔も空けてアタック開始。セクター1では全車中トップタイムを記録すると、1本目のタイヤでマークした自己ベストタイムを大きく塗り替え1分22秒829のコースレコードタイムをたたき出して見せた。一方の国本は、コース後半で平手にも勝るタイムをマーク。1分22秒718でトップタイムを塗り替えると、スーパーフォーミュラで自身初となるポールポジションを獲得して見せた。明日の決勝レースは、国本がポールポジションから、平手が3番グリッドからスタートする。

2013年特別戦 予選ドライバー/#38 平手 晃平

「夏の富士大会のクルマがとても調子が良かったので、今回はそのままで持ち込みましたが、走り出しから良かったですね。フリー走行ではユーズドタイヤを履いて、少しトラクションが悪いかなとも思いましたが予選で新品タイヤを履けば大丈夫だと思っていたので、結果としてフリー走行から予選までほとんどクルマはいじりませんでした。それぐらい、クルマのバランスは良かったです。予選アタックでは、最後に少しヘアピンでミスをしてしまいました。それがなければ…というぐらいの僅差の戦いだったので、明日もいいレースができると思います」


ドライバー/#39 国本 雄資

2013年特別戦 予選「初めてのポールポジション獲得はとても嬉しいですし、同時に今年はすごく苦労してきたシーズンだったので最後にこうして速さを見せられたことでホッとしています。この富士では、夏に予選2番手を獲れましたが、その時のアタックはBコーナーで少しミスがありました。今回はクルマの速さにも手ごたえを感じていたし、アタックもミスなくできたと思います。1本目のタイヤを使ったときのアタックはタイヤをうまく温めきれていなかったので、2本目のアタックではしっかりとタイヤを温めて、1周アタックにかけていました。明日はこのポジションを維持できるよう頑張ります」

監督/立川 祐路

「もう少しで予選1-2もありえる状況でした。2台とも、本当に良かったですね。国本に関しては、今シーズン何度かポールポジションを獲れるぐらいの走りをしていましたが、最後に結果につなげることができましたし、平手は安定していて常にいい状態で走れています。ちょっとした差で3番手でしたが、明日は十分優勝する可能性を持っていると思います。明日はスプリントレースでピット作業もないですし、抜くのも難しいと思います。スタート次第ですね。スタートをうまく決められれば、2台での優勝争いも可能だと思います。シリーズ戦は終わってしまいましたが、スタッフ全体のチーム力が上がっている証拠を、予選の結果で示せてよかった。来年に向けていい弾みをつけるためにも、明日の決勝も揃って好結果を出せるよう頑張ります」

RACE CALENDER

  • ▶ R1 SUZUKA 4/13-14
     
  • ▶ R2 AUTOPOLIS 6/1-2
     
  • ▶ R3 FUJI 7/13-14
     
  • ▶ R4 MOTEGI 8/3-4
     
  • ▶ R5 INJE 8/24-25
     
  • ▶ R6 SUGO 9/28-29
     
  • ▶ R7 SUZUKA 11/9-10
     
  • ▶ SPL. FUJI 11/23-24
     
  • 2012年のREPORT
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