GT300 Rd6 SUGO 2015年9月19日 <予選>
- ▶ 予選 ▶ 決勝
- 天候:曇りのち晴れ | コース状況:ハーフウェット→ドライ
- 公式予選総合結果
- #51 JMS LMcorsa Z4/新田守男・脇阪薫一 14位/1分20秒409
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4月に岡山国際サーキットで開幕して以来、激戦を繰り返してきた2015年AUTOBACS SUPER GTシリーズ。シーズンも中盤から終盤へと差し掛かり、シルバーウィークも始まった9月19日、スポーツランド菅生ではシリーズ第6戦のSUGO GT 300km RACEが開幕した。GT300クラスで3度のチャンピオンに輝いた新田守男と、シリーズに久々のカムバックを果たした脇阪薫一。このベテランコンビをドライバーに起用した#51 JMS LMcorsa Z4は、大きなターゲットとしていた前戦、鈴鹿1000kmをトラブルでふいにしていたが、チーム全員が気持ちを切り替えて、スポーツランドに集合していた。
走り始めとなる9月19日の土曜日には、朝一番の公式練習と午後の公式予選が行われた。引き続き、チャレンジングな持ち込みセットで臨んだ公式練習では、新田のドライブで走り始め、後半を脇阪が担当するフォーメイションで進められ、トップからコンマ9秒差の12番手、とまずまずの手応えを掴むことになった。
それを受け、午後の公式予選には、さらにセットを煮詰めて臨むことになった。Q1を担当したのは脇阪。計測1周目に1分24秒台に入れると2周目には1分20秒409まで詰めてみせた。だがこの時点で順位的には14位で、Q2進出が許される13位まであと一歩。脇阪はなおも懸命のアタックを続けたが、タイヤの“おいしいところ”は過ぎてしまい、これ以上のタイム短縮は叶わず。結果的にQ1突破を果たすことなく公式予選を終えることになった。しかし、アベレージスピードが高いことでは定評があるだけに、明日の決勝では上位入賞が目標となった。レースが荒れることでも知られる菅生だけに、2人のベテランドライバーの技と、チームの総合力で、是非とも目標を達成してほしい。
ドライバー/脇阪薫一 Q1: 1分20秒409/14位
「ウチのクルマの、昨年のベストが1分20秒3で、今回の予選タイムが1分20秒4。だからまずまずのタイムじゃないかとも思いますが、今回、同じBMW Z4の7号車が、ウエイトが重いにもかかわらず20秒0をマークしているので、やはり負けは負け。まだまだクルマを速くする必要があると思っています。ただここで予選のことを引きずっていても仕方ないので気持ちを切り替えます。明日の決勝レースですが、うちのクルマはそもそも(レースでの)アベレージタイムは好いと思うので上位を狙って頑張ります」
監督/小林敬一
「BMW Z4は、このコースに対して相性も良く、7月のテストでも良い手応えを掴んでいたので、今回は、正直言って(上位を)狙っていました。朝の公式練習でもバランスは悪くなかったのですが、午後の公式予選に向けてセットを詰めていったところ、それが上手くアジャストできなかったようです。7列目からのスタートで、しかもここは抜きづらいコースだから、『上位に行ける』とはなかなか言いづらいのですが…。だから出来れば3列目当たらからスタートしたかった。そうすれば表彰台だって見えたと思うのですが、それでも、好いペースで走りきったら結果はついてくると思います。応援をよろしくお願いします」