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GT300 Rd7 THAILAND 2016年10月8日 <予選>

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予選  ▶ 決勝
天候:晴れ | コース状況:ドライ
公式予選総合結果
#51 JMS LMcorsa 488GT3/都筑晶裕・新田守男
17位/1分34秒038

2016年Round7 予選 <プロローグ>
AUTOBACS SUPER GTシリーズ第7戦「BURIRAM SUPER GT RACE」が、10月8〜9日にタイ、チャーン・インターナショナルサーキットで開催された。近年、SUPER GTシリーズは年に一度日本を離れてレースを行うが、タイでの開催は今年が3回目。熱帯の国タイにおいて今は雨季とされ、シーズンを通せばやや過ごしやすい時期というが、すっかり秋めいてきた日本と比べれば十分に暑く過酷な戦いに挑むこととなった。

 都筑晶裕と新田守男を擁しフェラーリ488 GT3でGT300に挑むLMcorsaはここ2戦こそ不運な展開が続いて入賞を果たせずにいるが、開幕からすべて完走を果たし、しぶといレース展開を見せ続けている。ランキングトップのマシンのウエイトハンデが上限の100kgに近づく中、「JMS LMcorsa 488 GT3」はまだ26kgにしか達していない。実はラップスピードが富士スピードウェイよりハイアベレージのチャーン・インターナショナルサーキットにおいては、ウエイトハンデに苦しんでいないことは絶対的な武器になるはずだ。ここで好結果を残し、ランキングでも一気に躍進を遂げることが期待された。

 今回も走行開始は土曜日午前の公式練習から。まずは新田によるチェック走行が行われる。決勝レース想定のセットでロングランをかけて、45分もの間にピットに戻ってきたのは一回のみ。この間に1分35秒217を記し、最後にイン〜アウトを行って都筑にステアリングを託す。  都筑もまた、途中のピットストップは一回だけ。後半に1分35秒497をマークした後に締めのイン〜アウトを行い、再び新田が「JMS LMcorsa 488 GT3」に乗り込むこととなる。そしてここからは予選モードに入って、1分34秒818へ。

 ここまでトラブルなく順調にメニューがこなされていたように思われたものの、ひとつ重大な問題も明らかになっていた。持ち込んだタイヤのうちソフトタイヤが路面にまったくマッチせず、予選、決勝での選択は困難であると判断されたのだ。ここまでの大半をやむなくハードタイヤで走行せざるを得ず、予選、決勝に向けて一抹の不安を残すこととなってしまった。

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 猛暑を覚悟した予選だったが、その意味では少々拍子抜けの感も。気温はせいぜい30度に達するか達しないかで、その上、予選を前にしてサーキット上空には黒い雲が立ち込める。ついにスコールに襲われるのかと思われたものの、少々雨が舞っただけで路面を濡らすまでには至らず。だが、この雲は路面温度を28度と気温よりも下げてしまう。

 今回は久々に新田がQ1を担当。ピットで3分間ほど待機してから走行を開始する。残念ながら路面状態に大幅な変化がなかったことから、公式練習での判断どおりハードタイヤをチョイス。2周をウォームアップに充てた後、いよいよ新田はアタックを始めることとなる。まずは1分34秒038をマークするものの、納得のいくタイムではないのは明らかだ。そこで一度クールダウンを行った後、再度アタックをかけることに。ところがここからの3周はいずれもクリアラップがとれず。いたずらに時間が経過する中タイヤのピークは過ぎてしまい、結局1分33秒台には最後まで乗せられず予選が終了。「JMS LMcorsa488 GT3」は17番手に留まり、Q2に控える都筑につなぐことはかなわなかった。

 

RACE CALENDER

  • ▶ R1 OKAYAMA 4/09-10
     
  • ▶ R2 FUJI 5/03-04
     
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  • ▶ R4 SUGO 7/23-24
     
  • ▶ R5 FUJI 8/06-07
     
  • ▶ R6 SUZUKA 8/27-28
     
  • ▶ R7 THAILAND 10/08-09
     
  • ▶ R3 MOTEGI 11/11-12
     
  • ▶ R8 MOTEGI 11/11-13
     
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